TAMAGAWA SUNSET -4-
奥の線路には、貨物列車も走る。今日は数が少ないが、土曜日だからだろうか？
パワフルな電気機関車に、ずらりと連なったコンテナ貨車やタンク車。
時代とともに貨物列車も機能的に、スタイリッシュに変化し、走り続ける。
パワフルな電気機関車に、ずらりと連なったコンテナ貨車やタンク車。
時代とともに貨物列車も機能的に、スタイリッシュに変化し、走り続ける。
日が落ちてふと我に返る。ずいぶん長いことカメラを回していた自分がそこにいた。
汗も相当かいたとは思うが、よく覚えていない。そんなに暇じゃあなかったのだ。
受験だといって夏を見放してずいぶんと後悔した。こんな近くにも、夏の魔物が潜んでいた。
ところで今の自分は、過ぎ去る電車のように川を渡れるだけの力を持っているのだろうか？
ＹＥＳと断言はできない。こんなとこに撮影なんかしに来ている以上は、だ。
勉強優先。ココロとカラダの健康はもっと優先。夏の太陽が教えてくれた。
夏は過ぎゆく。ミラージュのごとく消えゆくように。
夏は過ぎゆく。リズミカルに走るあの列車のように。
いま、勇気を出して、大きく手を振ろう。
Good Bye, TAMAGAWA SUNSET
*** END ***
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